ここ数日、揉めに揉め倒した感がある東京五輪組織委員会会長の”失言”問題。連日繰り返される報道と外野の声を見ながら蘇ったのはかれこれもう20年も昔の記憶で、どんなに頑張って文脈を補おうとしてもフォローできないような発言を公の場でしてしまう側も側なら、それを切り取って執拗に報道するメディアもメディア・・・ということで、そこにあったのは非常に既視感のある光景だったわけだが、今回は発言のテーマ、発言者の地位、そしてトップを務める組織が置かれている環境等々、全てが最悪の方に向かっていくことになってしまった。何といっても、「開催できるかどうか」が最大の焦点になって世界中がざわつき始めている、というのが「東…