字は元放。三国志・後漢書の登場人物。妖術師。 何キロも離れた場所から肉や酒を取り寄せたり、お盆の水から魚を釣り上げたりした。曹操から窃盗の嫌疑をかけられて逃亡、羊に化けて追っ手の目をくらませ逃げのびた。 三国志魏書・方技伝の注によると左慈は房中術に通じていたという。 「三国志演義」では、奇妙な術で曹操を翻弄する道士として描かれている。