3年振りだからだろう、函館の街の印象が少し変わった。もともと駅前の繁華街が、歯抜け駐車場だらけになっていたし、最大の駅前ショピングセンターである<棒二森屋>のビルが閉めてしまっていた。駅前ビルの再開発計画はあるようだが、やはり資金難でうまく進んでいないと聞く。一方、駅周辺は綺麗にリニューアルされ、周辺に巨大なホテルが立ち並ぶようになった。かつての中心街は、市民のものから観光客のものになりつつある。 今回衝撃的だったのは、自由市場の変わりよう。WWⅡ後の闇市の流れを汲む個人商店の協同組合で、個々の店の店主も高齢化していた。だからだろうが出店が減り、イカ釣り堀やイートインコーナーに替わった。看板も…