海はよぉぉぉ、海はよぉぉっ 『海皇紀』という川原正敏のマンガがあります。この人は『修羅の門』や『修羅の刻』という格闘マンガや『修羅の刻』や『龍師の翼』という歴史マンガを描いています。『海皇紀』は、帆船時代で大砲がない時代(途中で大砲が出てくる)の「2000年後」の地球を舞台にしています。主人公は「海の一族」という海洋民族の一人で、「影船」と呼ばれる世界に8隻しかない帆船の艦長です。ですので、帆船同士の戦いが行われるのですが(一部ガレー船とも戦っています)、この描写がすごく精密です。それもそのはず、作者は商船学校で帆船を動かしていたということです。 そんなわけで、このマンガが好きな私は、帆船の戦…