休み明けに目にした読書欄で、思わず拍手をしたのは、地元の北海道新聞 に掲載の「平田俊子さんの3冊の本棚」でありました。 (北海道新聞の読書欄は、独自路線の選書でありまして、評者も含めてなか なか好ましいものです。読書欄の白眉は四半期に一度掲載の豊崎社長の鮭児 書店であることはいうまでもありません。) たぶん平田俊子さんは、定期的に登場する方なのでしょうが、当方はこれま でのところ、ほとんどスルーしていたような感じでありまして、これまでどん な本を取り上げているのか記憶にないのでした。 平田さんの取り上げる3冊は、昨日に引き続きで山田稔さんのものから始ま ることになりです。 平田さんの書き出しは…