2016年の1年間のみだったが なんとも不思議な体験をした。 高祖母の旧友であった、小柳津要人が 何度も夢に現れては、私にこう語りかけた。 「お世話になった人の命日には こうしてお参りをしたものだよ」 毎回毎回、異なる全く見知らぬ、廟所。 しかしながら、そこにはいつも墓石へと向かい 懸命に手を合わせる、小柳津さんの後ろ姿があった。 小柳津要人(1844〜1922)筆者私物 旧岡崎藩士・丸善3代目社長 「なぜ私の夢の中に突然に現れ こんなに何度もお墓の話ばかりするのだろう」 「サイコなやつ」と思われたくなく 誰にも話せずにいたところ 青山霊園にある小柳津さんの廟所が 近々無くなるようだという話を…