「彼女のことが好き」と気づいてからは寝ても覚めても彼女のことが頭から離れなくなっていました。彼女と会えないと胸まで苦しくなってしまい、 「とりあえず一緒に帰りたい。」 それが毎日の希望でした。しかし、なかなかうまくいかず「また送っていくよ」と誘っても「今日は大丈夫です。」と断られることもしばしばありました。 やはり自分はバツイチだし避けられているのかも‥ そんな引け目も感じていましたが「好き」という気持ちの方がはるかに強く一緒に帰ってくれる日を待ちわびながら彼女と二人で残業する機会をなるべく多く作り距離を縮める努力を続けました。 そしてその年のクリスマス。たまたまその日も二人だけで残業。 「ク…