近所の洋菓子店に犬用のクッキーが売っていたのでお土産に買いに行った。 残念ながら売り切れだった。 仕方がないので次の目的地に向かっていたら、娘の小学校の近くにある小さな食堂が開いていて、店の前でなにやらやり取りをしていた。 あまり見かけない光景だったので遠くから眺めながら歩いていたら、奥から餅をつくような重くて規則的な音がしていた。 通りすぎながら見ると、ついたお餅を鏡餅や、すぐ食べる用のお餅にして売っているようだった。 これは!と思い引き返してお店に立ちよった。 お店の人が一瞬中に入ったとき、お餅の前にいた三輪車に乗った小さな男の子が、一番上がきなこ餅で次がナントカで、一番下にあるのがあんこ…