「1年経つのが早くなった」との台詞は、歳を重ねるほどに使うことが増えるようです。一方で「1年経つのが遅くなった」という話はまず聞きません。何故でしょうか。その理由を3つ考えてみました。 1.人生で1年が占める割合 2.記憶の残り具合 3.記憶の入り具合 人類にとって必要不可欠なシステム 1.人生で1年が占める割合 1歳の子どもにとって、1年は人生の100%です。 2歳なら50%、5歳で20%、10歳で10%と歳を重ねるほどに減っていきます。100歳となれば1年の占める割合は人生の1%にしかなりません。 人生で1年が占める割合 1年が365日というのはおそらく誰にとっても同じ長さですが、人間の時…