山岸巳代蔵が1953年に設立した社会活動実践母体「山岸会」を前身とする農事組合法人。1995年に現在の名称に変更。
「ヤマギシズム」という独自の理念に基づき運営されている。
社団法人ではあるが「特講」や実顕地で集団生活、財産共有の原則による全私有財産の供出など結果的に宗教的性質を含有していることは否定できない。
脱会時の財産返還や実顕地に居住する児童に義務教育を受けさせないなど多数の問題を抱え、1990年代には新興カルト宗教叩きもあり、マスコミュニケーションから批判的に報道されることが多かった。
90年代のヤマギシ会については洗脳の楽園―ヤマギシ会という悲劇が詳しい。