それは、河原一面に咲く月見草。 ある朝、高瀬川沿いに車を走らせていると、大町市と池田町の境あたりの河原に一面に月見草が咲き、朝日の中で黄色の絨毯となっていた。 それは、その日1日のことで、翌日には月見草が見えはするが、一面黄色くなるほどの事は無かった。 時間が遅いのだろうかと、朝早く車を走らせたのだが、やはりチラホラと花が見えるけれど、黄色の絨毯は、たった1日の幻の景色となった。 河原はね、まして月見草では来年も見られるとは限らないのだ。 一期一会、まさにそんな景色だった。 会社では、これから毎朝アルコール検知検査をすることになった。 飲酒に厳しくなって、これからお酒が好きな人は大変だな。 と…