ほぼ終日雨の一日となりましたので、朝からずっと本を読んでいましたと いえば、それらしいのでありますが、そんなことはなくて、TVで野球をすこし みたり、身体を動かすためにジムへといったりでして、その間にすこし本を読む ことになりました。 本日に読んでいたのは、庄野至さんの短編「黒猫の棲んでいるホテル」と松家 仁之さんの「泡」でありました。 「黒猫の棲んでいるホテル」は、当方の友人で新婚旅行にシベリア鉄道を利用 してモスクワへといった人に、紹介したところ読んで、ひどく喜んでくれました。 すこしコロナのためにうつ傾向にあったが、この小説を読んで気分が晴れてきた とのことでした。ちょうど彼がモスクワで…