はしご酒(Aくんのアトリエ) その五百と五十二 「ガッコウ センタクセイ?」 「価値観の多様性」 ん? 「様々な魅力のカタチ」 んん? 「が、その中心に据えられていない学校選択制は、単なる公立学校の序列化でしかない」 んんん? 「公立学校の序列化は、地域の序列化、のみならず、ひいては、子どもたちの序列化にも繋がりかねない危険性を、孕(ハラ)んでいるということを忘れてはいけない」 ん、ん~。 「テストの点。僕は、ほとんど意味がないと思っている、あの、全国学力テストの各校の点数だよ」 えっ!? 「そして、中学校なら、進学先ね。ほら、どの高校に何人、ってヤツ。この2点が、選択の際の資料として各戸に配…