<守護霊の出現と悟り> ・そのころ、八起ビルの建設が始まり、仕事はかなり忙しかった。八起ビルにはサウナや超音波風呂を導入して、電気の事業だけでなく、風俗の事業に進出しようというもくろみだった。 7月3日、霊的現象を否定していた一栄さんの弟が、 「私にも霊的なことができるだろうか」と言い出したので、深夜に実験する約束をした。義弟に向かって手をかざして祈ると、彼の口から昔の侍の声が出てきたという。 その霊によると、高橋信次の14代前の先祖で、侍だと言う。佐久の千石平の林の中の塚に自分と息子の首と刀があると言う。 ・さらに7月7日になると、外国人の霊が出現した。ワン・ツー・スリーと名乗る霊とフワン・…