「ドヴォルザークに染まるころ 町田そのこ 著」 2024年11月30日 発行 を読んだ。 それぞれの登場人物が、過去の痛みや選択と向き合いながら「自分の場所」や「帰るべき場所」を探していく物語で、「家路」は心の帰還や再生の象徴のように感じる。 ドヴォルザークの「家路」は、この作品全体の象徴的な音楽モチーフになっているようだ。 「家路」について調べてみると、「家路」は、ドヴォルザークの交響曲第9番《新世界より》第2楽章の旋律をもとにした曲で、日本では夕方の下校メロディとしてよく使われている。 作中では、廃校が決まった柳垣小学校の秋祭りのラストでこの曲が流れる。 「遠き山に日は落ちて」という歌詞の…