イシュタルの楼閣(鳥葬の塔) 数日前、写真(42)京都市埋没文化財研究所 中谷正和氏のメモを眺めていました。やっぱりメモの(11)はテラスが広くて特徴あるなーってよく見た瞬間三羽の鳥が見えました。図録を確認するとやっぱり見落としていました。写真が小さいので拡大するとはっきりと三羽の鳥が浮かび上がりました。 やっぱり壺絵は実在の建築物を正確に描いていたようです。中心部分が極端に細くテラスが広いのです。それはテラスが鳥葬の場所だからです。建物自体の表象を確かめれば、「雨」、「女神」、「生命の誕生」つまり、「生と死を司る雨の女神・イシュタル」の表象に出来ています。土台柱部分や屋根の形は建築的ではなく…