ド級とも書く。
そもそもの発端は英国戦艦ドレッドノート。
ドレッドノートが日本に紹介された時、省略と漢字書き換えが行われ、弩号戦艦として記された。
そして、このドレッドノートがそれまでの戦艦に比べると、あまりにも強力であるとされたため、従来の戦艦よりも強力であるドレッドノートと同等の戦闘力を有する戦艦の事を「弩級戦艦」と称した。よって、弩級戦艦は戦艦ドレッドノートから以後の、11〜12インチクラスの主砲を10門前後搭載している戦艦全ての事を示す。
その後、ドレッドノートが型破りの戦艦であったことが転じて、戦艦に限らず、特別に大きいものや、強力なもの、型破りのものに対する形容詞として使われるようにもなった。