「古相思曲」は流行りの穿越古装もので、30分枠×14集という中国ドラマにしては短い作品だけれど、面白い。 とにかく可哀そうな悲恋もので、最後まで見てから初回を見るとまた泣ける。特別編も上々の出来。低予算なのだけれど、よく練られた脚本と、絞りに絞った登場人物とセット数でそれをカバーしている。 「南晟」と呼ばれる(架空の)王朝を研究している青年(郭迦南 飾)が主人公。彼が小説に描いたのは「妖后」と呼ばれる皇后(張雅欽 飾)と対立する清廉な官吏(莊翰 飾)の物語だが、あるきっかけでその世界に飛ばされてしまい、「妖后」その人と出会うことになる。彼女の真実の姿は、語られてきたものとは違っていた…ここまで…