清涼院流水の著書。JDCシリーズ四作目。
時は1979年。稀代の奇術師の一族・彩紋家で十九ヶ月連続で繰り広げられる『犯罪革命』の真相に、当時のJDCの精鋭たちが挑む。
事件の規模こそ小さいものの、その真相は今までのJDCシリーズに勝るとも劣らない内容。
劇中では、「犬神家殺人事件」「獄門島殺人事件」に並ぶ『昭和の十大犯罪』の筆頭にして
「幻影城殺人事件」「密室連続殺人事件」に並ぶ『戦後の四大悲劇』の筆頭とされている。
上・下巻で2004年1月、2月に発売。(講談社『メールマガジンファウスト』第10号より)
上・中・下巻で2008年春、文庫版が発売予定。
2004年1月8日、『彩紋家事件 前編 極上マジックサーカス』(ISBN:4061823477)発売。
2004年2月5日、『彩紋家事件 後編 下克上マスターピース』(ISBN:4061823485)発売。