今日、9月20日は「秋彼岸の入り」です。秋分の日(23日)を中心に、前後3日ずつ、1週間をお彼岸としています。 名古屋は台風の影響がまだ残っていて、時折強い風が吹いていますが、慈雲寺の裏手の墓地からはお墓参りの方々の声が聞こえてきます。 お彼岸は日本独自の仏教行事。春分の日と秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈む日です。浄土教の教えでは、極楽浄土は西方にあるとされており、真西に沈む太陽がお浄土をより近くに感じさせてくれるのか、春分、秋分の日は「この世が極楽に一番近くなる日」と言い伝えられています。 多くのお寺では、お彼岸の期間中に特別の彼岸法要を行い、六波羅蜜という修行法についての教えなど…