後進国は、先進国が苦労して(時間をかけて)発展させてきた技術を、さまざまなハードルはあるにせよ導入し、安価な労働力を投入して世界経済の中では優位を得る。これが「後進優位」という考え方。現在の米国に迫るGDPを得た中国経済は、その典型的な例である。しかし、中国の経済学者が、逆に「後進劣位」との考え方を持っていたとこの記事は言う。 中国経済に忍び寄る「のろい」とは 伝説の学者が残した警鐘(毎日新聞) - Yahoo!ニュース 確かに技術導入は開拓よりは簡単なのだが、同時に経済を安定させるための政治体制・社会環境をつくる時間がなく、やがて国家の利己的な行動で民間経済も歪められるというもの。確かに、今…