昭和15(1940)年が初演。てことは、割と最近の作品ということですね。作者は真山青果で、全10編の「元禄忠臣蔵」の中の5編目です。新作ですからセリフもわかりやすいし、おもしろいです。真山青果ってセリフが膨大なので、役者さんは覚えるの大変だと思いますけれど。 甲府徳川家の別邸御浜御殿が舞台なのですが、それって今の中央区にある浜離宮だそうです。散歩に行ったら、当時の「浜遊び」に思いを馳せてみたいですね。 1時間45分ほどの作品でしたから、15分くらいはカットされているかもしれません。 簡単なあらすじ 登場人物 第一幕 華やかな場面に、今後の展開がちりばめられる御浜御殿松の茶屋 見どころ 第二幕 …