微言大義 今回は微言大義(びげんたいぎ)です。 簡素な言葉の中に深遠な真実がある、と言うような意味です。 どういうこと? 「大福は美味しい」の中に世界平和の意味がこもっている、みたいな? ちょっと違いますね。 孔子の書いた歴史書「春秋」について、簡素な表現ながら深い意味が込められている、という所から出てきた言葉です。 劉歆「移書譲太常博士書」に 及夫子歿而微言絶 七十子卒而大義乖 とあります。 出典は劉歆「移書譲太常博士書」でした。 漢書の「芸文志」にも同様のことが出ています。