Developing the Virtues ドラマから学ぶ、徳 普段はあまりテレビや映画を観ないのですが、NHK BSプレミアムで偶然目にしたチャン・ツィイー主演の『上陽賦〜運命の王妃〜』にはハマりました。 地位や権力の争いという、いかにも「地の時代」の全盛期を象徴するようなストーリーで、欲にのまれる人と、何があっても揺らがない自分軸を持っている人との対比がよく描かれています。 裏切られ、陥れられ、殺められそうになっても、随所に慈愛を発揮する王妃の気高さと、周囲の思惑や悪意、争いに巻き込まれても、自分を見失ったりせず、自分の置かれた立場を受け入れ、真実から目を背けない大王の高潔さが光ります。…