幕末に開かれ、神戸市の六甲山中に一部残存する古道。 ペリー来航は、泰平の夢をむさぼっていた日本人にとり驚天動地の大事件であった。以来、米英露蘭と次々に和親条約を締結させられ、次いで修好通商条約が締結されて安政の開港となった。 慶応元年には兵庫開港問題が起こり、慶応三年、ついに兵庫開港の勅許が降りたのである。 そこで幕府は、生麦事件の二の舞を避けるために、急遽西国往還付替道、後に徳川道と呼ばれる道を作り上げた。
2022年6月11日、日帰りで摩耶山に登りました。 今回は以前摩耶山を下山した時のルートを往復する予定でしたが、天気がいまいちで途中で引き返しました。ちなみに2021年は縦走含めて4回摩耶山に行きましたが、そのうち2回はロープウェイで下山してます。 それと今回画像がとても少ないです。カメラは持参せず携帯だけで撮影しましたが、当時はブログを作成する前提ではなかったのと、以前歩いたことがあったので、ほとんど撮影してませんでした。 さて今回のルートは、六甲道駅からスタートして、杣谷(そまたに)道の登山口から入山し、杣谷峠まで登ったら縦走路経由で掬星台まで行って往復する予定でした。実際は折り返し地点ま…
2024年12月29日 ドンムアン空港発のエアアジアで神戸に帰って来ています。 大晦日ですが、大掃除もせず登山です。 三ノ宮(8:37)から歩いて新神戸→布引の滝→市ケ原→太龍寺→修法ケ原→高雄山と来て徳川道に入る所でインスタントラーメンで昼食としました。 多分まだ全行程の半分も来ていないけれど3時間半過ぎている、下山は4時過ぎ位かな等と考えながら。。。 ラーメンも食べたので出発 (12:24) 徳川道から摩耶山方面へ 幾度か川を渡ります ダムの横を上がったり (12:40) 人一人は問題ないけれど、この道籠かいて行くの大変だったでしょうね (12:59) (13:11) 車道に出ました (1…
12月29日 12時ドンムアン空港発のエアアジアで神戸に帰って来ています。 大晦日だと言うのに登山です、三ノ宮(8:37)から歩いて新神戸を抜けて布引の滝を見て歩きました。 それなりに人にもすれ違いますので、大晦日と言えども普通に登山している人もいます。 布引貯水池から上がって来て、市ケ原に向かいます (9:50) この茶店もお休みでしたが、まだやっている感じです ここから河原に下ります、冬なのにキャンプ?している人が見えました 河原から太龍寺の方に行きます、ボーイスカウト時代によく来たはずですが記憶が? 太龍寺方向へ (9:57) 広い道に出て 太龍寺方向へ 太龍寺 30年振り位でしょうか …
1868年(慶応4年)旧暦1月11日、備前藩の兵が、隊列を横切った2人のフランス人を「無礼なり!」と、制止しようとして負傷させます。これがきっかけで神戸の街が外国勢力に占領されます。神戸事件です。(徳川道)江戸時代末期に日本は長い鎖国から開国へとなりますが、価値観や文化・習慣が違う外国の人が日本に来ることで様々なトラブルが起こることが想定されました。 特に「切り捨て御免」の武士と外国人との衝突が起きる可能性を配慮した幕府は、それを回避するために、武士が通るけど外国人が通らない道を作っていました。当時、京都(東寺口)から淀川右岸を通り、大坂を経ず下関、さらに九州までへ至る重要な幹線道路として西国…
昨日の山歩きはこちらからスタート 20分程歩いて辿りついた場所は一王山十善寺 境内にあるお茶屋さんに来ました 近くの坊主山では国宝桜ヶ丘銅鐸が出土された場所もあるそうで地域おこしもされていて賑やかな雰囲気のお寺 山歩きの前に、さささん(id:developingexplorer)に教えて頂いた初めてのお茶屋さんでの朝ごはん。トーストかおむすびを選べてどちらも600円です アサギマダラのタペストリーがあったり、小さな店内は温もり溢れる空間 大きなお椀に2杯分はありそうな熱々のお味噌汁、おむすび。 居心地よくて楽しい常連さんに、お店の方も親切に山や地域の事を色々教えてくださって長居してしまいました…
新神戸駅から布引の滝、市ケ原、稲妻坂、天狗道を通って 摩耶山に登ってきました。 帰りに天上寺に立ち寄り、アゴニー坂、徳川道、 トゥエンティクロスを通って布引へ帰るコースです。 9:30 新神戸駅出発 12:00 掬星台到着 12:30摩耶山天上寺 境内からの明石海峡大橋方面への眺め うっすらと須磨アルプスが見えます 摩耶山天上寺 13:07 桜谷道分岐付近 徳川道はさすがに幕府の作った道だけあって、歩きやすい道でしたが、 携帯電話の電波が通じていなくて、人通りも減って おまけに思っていたより時間がかかって すこし無計画すぎたかも 14:00 トゥエンティクロスにある河童橋 途中の崩落個所で登山…
2024年7月20日、日帰りで再度山(ふたたびさん)に登りました。 再度山は六甲山地のやや西寄りに位置する神戸市中央区の山で、近くには再度公園があり、この周辺までが瀬戸内海国立公園の六甲地域に含まれます。7月か8月に北アルプス方面に行こうと考えてましたが、諸事情で遠出するのは控えることになり、近場の六甲で、以前から考えていたこの山域へ行くことにしました。今回もネタ不足対策のため、2回に分けて書きます。 今回のルート図。新神戸駅から登り、城山を経由して再度山に登頂後、再度公園の池を一周し、引き返して諏訪山登山口に下山します。ルートのほとんどが神戸市中央区です。三宮やメリケンパークなど都会や港のイ…
神戸市西区にある高塚山ハイキングコースを歩いた。 山から海側が一望でき、中央に霞んで見えるのが明石大橋で、向こう側が淡路島である。 この高塚山には幕末に作られた徳川道が通っている。正式名称を西国街道往還付替という。 1862年、横浜で生麦事件が起こった。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E9%BA%A6%E4%BA%8B%E4%BB%B6 東海道を通っていた薩摩藩主の父の行列に民間のイギリス人4人が馬に乗って逆走し、切りつけられ1人が死亡、2人が重症を負った事件である。 幕府は多額の賠償金を払い、翌1863年にはこれがきっかけで薩英戦争が起こ…
こんちには。 2023年11月に西国街道を歩いて来ました。 1日目の今回は スタート地点の神戸三宮から芦屋までを歩きます。 ▼この歩活についての概要はこちらから mazdanuki.hatenablog.com
石峯寺から引き返して次に訪れたのは淡河本陣。ここも気になってはいたのだけど、「わたしもです」 ここは休日ともなるとかなり賑わうスポットになってるから、野郎ライダーが一人で立ち寄るには少々敷居が高いところになってしまう。「バイク女子にもです」 そんな事を気にしない人も多いとは思うし、別に立ち寄ったからと言って白い目で見られる訳じゃないけど、「なにか虚しいと言うか、寂しいと言うか・・・」 わかるわかる。家族連れとか、カップルとか、仲の良さそうな友だちのグループに囲まれると、こっちが意識してしまって気まずい気持ちになるものな。そんなものをものともせずにお一人様を楽しめるタイプじゃないんだよな。「わた…
前編はこちら↓ yamanobojp.hatenablog.com さて、後編は新穂高を下りたところからシェール槍に向けて登っていきます。 徳川道を登ってると、前にいた人が携帯を見て「行き過ぎた」と言ってたので、「新穂高ですか?」と尋ねると、その通りでした。取り付きを教えて、道が分かりにくいことも伝えて「お気をつけて」と見送りました。 支流になって、流れは細くなりました。 途中から急登でしたが、もう少し登ったら平坦になると知ってるので登り切りました。この先の左にも新穂高に行ける藪漕ぎの道があります。行ったことはありませんが、こちらのほうが楽に行けるそうです。 摩耶山への分岐。3年前はここで摩耶…
2024年5月11日、日帰りで摩耶山に登りました。 はじめての山登りで歩いたルート(新神戸〜トエンティクロス〜掬星台)を歩いて、3年間の成長を確かめる山行です。当時は登るだけで精一杯でしたが、今回は歩いて下山します。それだけでは余裕があると思うので、昨年秋に途中で撤退した新穂高と、工事中で登れなかったシェール槍にも登る計画を立てました。今年から日帰りの山行記録でも長くなる場合は分割してますが、今回も前編と後編に分かれます。ブログを作成する前提で撮影する枚数が増えたのと、単に長丁場の山行が多いのもありますけどね。 天気が良くて電車から六甲の山々がよく見えましたが、「写真撮ろう!」と思った時には撮…
昨日は住んでる施設のハイキング企画で、北へ2~3kmの近場にある標高186mの高塚山へ行って来た。 14名の参加でスタッフさん3名も入れて総勢17名、登山口まではバスの往復でトータルの歩行距離は5kmくらい、途中ローゼンファームカフェという店の仕出し弁当を食べる休憩も入れて、ドア~ドア約4時間半の無理の無い設定であった。 最近、低山登りにご無沙汰しているので、足慣らしと思い参加させて貰ったのだが、私にとって思わぬ嬉しい収穫が得られたハイキングになった。 山の出口に降り立ったところコース説明の看板が有り、どうやら我々が通って来た道は「徳川道」と名付けられた古い道の一部であったらしいことがわかった…
2024年4月 新神戸からトゥエンティクロスを経由し摩耶山に登りました。 トゥエンティクロスは景色も良く、人が少なく快適でした。 摩耶山登山 08:20 新神戸駅到着。 駅内に「トレイルステーション」があり、登山用具のレンタルが出来るようです。 駅を出ると、すぐに道案内があるので分かりやすい。 歩いてすぐ、布引の滝到着 途中、売店がありますが08:30の時点では開いてません。 貯水池を抜け トゥウェンテクロスの標識に沿って進みます。 トゥウェンテクロスの名前の由来は渓流を右岸、左岸へと20回渡ることから名付けられたそうです。 河童橋 橋を渡ったり 石を渡ったり 徳川道を経由し 摩耶山に向かいま…