「ものは考えよう」,「心は持ちよう」,「浮世は心次第」,「地獄極楽は心にあり」,「心頭を滅却すれば火もまた涼し」などとも言うように,人生は,物事の捉え方や心の持ち方次第でまったく別のものになってしまいます。実際,物事の捉え方や心の持ち方が変わるだけで,いつもと同じ景色がまったく違ったふうに見えるものです。何事にも一長一短がありますので,物事を否定的に捉えようと思えばいくらでも否定的に捉えることができますが,同じように,物事を肯定的に捉えようと思えばいくらでも肯定的に捉えることができます。また,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに常に深く思いを致し,心から感謝する習慣を身に付ける…