被爆者代表の「平和への誓い」は昨年今年と嫌悪感を感じることもなかった。以前は聞くに堪えないような批判が多く被爆者なんかもうどうでもいいとの気持ちを抱かせた。広島は平和記念式典だが、長崎は平和祈念式典であるだけに疑問を感じた人も少なくなかっただろう。 市長の「平和宣言」は年々改善され良くなっているが、まだ十分ではない。今年も納得できない内容がある。 「核兵器の怖さを体験した国として、一日も早く核兵器禁止条約の署名・批准を実現するとともに、北東アジア非核兵器地帯の構築を検討してください。」と日本政府と国会議員に訴えていたが、 核保有国は条約に反対であり、非核保有国のベルギー、オランダ、ドイツ、ポー…