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急電

(一般)
きゅうでん
  • 広い意味では、「急行電車」の略称。
  • 狭い意味では、戦前から戦後にかけて、東海道本線の京都〜大阪〜神戸間を結んだ「急行電車」の略称で、現在のJR西日本の「新快速」の前身に相当する。

以下の説明は、狭義の「急電」についての説明である。

  • 1934年(昭和9年)7月20日:東海道本線 吹田〜須磨間電化完成。大阪〜神戸間で、急行料金不要の「急電」の運転を開始。途中停車駅は三ノ宮のみ。
  • 1936年(昭和11年)4月1日:停車駅に元町を追加。
  • 1936年(昭和11年)?月?日(詳細日時不明):戦前型国電の最高傑作と言われる、流線型の「モハ52型電車」が投入される。
  • 1937年(昭和12年)10月10日:東海道本線 京都〜吹田間電化完成。運転区間が京都〜神戸間に延長される(京都〜大阪間はノンストップ)。京都〜大阪間36分、大阪〜神戸間は28分で、30分間隔で運転。
  • 1940年(昭和15年)頃から:電力不足に伴い、本数削減や編成短縮が行われる。
  • 194?年(年月不明):戦争激化に伴い、運転休止。
  • 1949年(昭和24年)4月1日:京都〜神戸間で運転再開。
  • 1950年(昭和25年):モハ80系電車が投入され、モハ52型電車を置き換える。
  • 1956年(昭和31年)11月19日:東海道本線 米原〜京都間電化により、東海道本線全線電化完成。急電の一部が米原まで延長。
  • 1957年(昭和32年)9月26日:10月1日改正で高槻・芦屋停車となるのを前に、「急行」の種別名称を「快速」に変更し、「急電」は事実上消滅。
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