2022/03/25 『両性具有の美』(白洲正子:著/新潮文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 光源氏、西行、世阿弥、南方熊楠。歴史に名を残す天性の芸術家たちが結んだ「男女や主従を超えたところにある美しい愛のかたち」とは―。薩摩隼人の血を享け、女性でありながら男性性を併せ持ち、小林秀雄、青山二郎ら当代一流の男たちとの交流に生きた白洲正子。その性差を超越したまなざしが、日本文化を遡り、愛と芸術に身を捧げた「魂の先達」と交歓する、白洲エッセイの白眉。 両性具有の美 (新潮文庫) 作者:正子, 白洲 新潮社 Amazon ”両性具有”はあまり聞き慣れない言葉だ。平凡社の百科事典マイペディア…