2005年07月01日 というわけで、新シリーズです。 酉水庵無底居士作 「色道諸分 難波鉦」。 テキストは岩波文庫版。有名な、遊女評判記です。 何年も前、某所で口語訳を作って遊んでいたのですが、当時のログなど全部なくしてしまったので、また最初からやってみます。 原文と口語訳。 ときどき駄文をはさむこともあるかもしれません。 ま、一日に数行づつ、ムリせず続けてみましょう。 目標、二十回。 序 人更にわかきことなし。然もかげろふのちらりよりもなをあだ也。人世七十古来稀也。身後堆金<手偏に主>北斗共なのに益ぞや。およそ楽しむべくしたふべき道、艶ことに最ならん。上つかたはいふべくもあらず、けふとき野…