1969年に日本で翻訳出版されたマルキ・ド・サドの「悪徳の栄え」がわいせつの罪に問われた事件。 翻訳者である澁澤龍彦と、出版した現代思潮社社長石井恭二が刑法175条により起訴され、有罪とされた。
→サド裁判
悪徳の栄え〈上〉 (河出文庫)
悪徳の栄え〈下〉 (河出文庫)