千葉県館山(たてやま)市の海上自衛隊館山航空基地のすぐ南側に、通称・赤山(あかやま)と呼ばれる標高わずか60㍍の山があります。 この小高い山に全長1.6キロという大規模な「地下壕(ごう)」があります。アジア・太平洋戦争の時に米軍の空襲を避けるのに使われた防空壕です。 千葉県館山市発行のパンフレット いまは館山市の「史跡」に指定されていますが、指定される前の、 地下壕が荒れている時に、壕に入る機会がありました。 1998年10月10日です。 案内してくれたのは、当時、千葉県立安房南(あわみなみ)高校の社会科教諭の 愛沢伸雄さん(現・NPO法人安房文化遺産フォーラム代表)でした。 その記録です。 …