尾張旭市桜ケ丘町275 丘陵地を造成した比較的新しい住宅街の角地、一等地とも思える一角にポツンと明神鳥居が建っています。 閑静な住宅地にあってポカンと空いた区画に建つ鳥居は不釣り合いなようにも見える。現在の高龗社はそうした環境の中に鎮座しています。元は印場の北側の山頂鎮座し、昭和初期まで雨乞いのため、馬に龍神・雷神の飾りつけを行い献馬として奉納する行事(馬の塔)が行われていたそうです。 周辺は今でこそこの姿ですが、つい最近までは丘陵地に田畑や緑が茂り、民家が点在する程度で道路も今ほど整備されていなかった。 丘陵地に作られた田畑は水事情の悪さから周辺に多くの溜池が作られ、それを水源として田畑を潤…