週末は、大阪医大LDセンターの作業療法士の芳本有里子先生の講義をWebで視聴しました。テーマは「幼児期に経験する身体の動きが学習や社会性の土台」「手先が不器用な子どもの理解と支援を考える」でした。 感覚には、視覚, 聴覚, 味覚, 嗅覚, 触覚, 前庭覚, 固有覚があります。触覚, 前庭覚 (体の傾きや空間認知に関係するバランス感覚), 固有覚 (筋肉や関節の動きを詳細に感知する感覚)は自覚しにくいかもしれません。 ヒトはこれらの感覚情報の統合と運動 (体験)によって学習していきます。しかし、自閉スペクトラム症児は、体の外から入ってきた刺激を脳に伝える→脳で情報を受け止める→判別し、反応する、…