はしご酒(Aくんのアトリエ) その五百と壱 「センソウヲ シラナイ コドモタチ」 ♪せんそ~が、おわって~ ぼくら~が~うまれた~ せんそ~を、しらずに~ ぼくら~は~そだった~ おのなに~、なああって~ ある~き、は、じ、め、る~ へいわの~、うた~を~ くっち~ずさみながら~ な、な、なんだ!? またまた突然歌い出したAくん。 「反戦歌かナニかですか」 「というよりは、むしろ、平和への讃歌、だな」 「平和への、讃歌、ですか」 「そ~」 ♪あおぞ~ら~がすきで~ はなび~ら~がすっきで~ いつで~もえがおの~ すて~きな~ひとなら~ だれでも~いいっしょに~ あ~る~いて~ゆこ~よ~ きれい…