うららかな春の日差しのもとで 初めての公園に入ってみたら 小さな哲学者が 瞑想していた。 実は まず目を引いたのは テーブルサッカーのゲーム盤。 ただし コンクリート製で こんなの見たことない。 カフェにはよくあるこの遊び道具で ビールのグラスを横に置いた おっさん達が 擬似サッカーに打ち興じている光景は極めておなじみだが ここでは誰も遊んでいない。 そして その向こうに 座禅を組んで瞑想しているかに見える 小さな哲学者の様なシルエットが重なっていた。 その瞑想者が立ち去ったら なんと 座っていた台はチェスのボードでした。 おやま こりゃまた。 その向こうには 「キオスク」に上がってボールを蹴…