1942年3月6日〜2008年7月10日 日本の物理学者。ニュートリノ研究者。理学博士。東京大学特別栄誉教授。静岡県富士市出身。東京大学理学部物理学科卒業。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。 東京大学宇宙線研究所長時代の1998年にスーパーカミオカンデでニュートリノ振動を確認しニュートリノの質量がゼロでないことを世界で初めて示した。
本日はGW直前、4月の第4週の金曜日。 ということでいつものように精神科医の太田先生によるワークショップがありました。 ワークショップ途中で私が最近興味を持っている「がんサバイバー」ブログなどで「瞑想」が注目されている話もさせていただきました。 不思議なことに別れ際にYuさんから「戸塚先生の番組が今晩ありますよ」と教えていただきました。 定例会の輪読でテキストとして使用している佐々木閑先生の「宗教の本性」にも紹介されている物理学者 戸塚洋二さんのことです。 2009年に「あと数か月の日々を」という45分の紹介番組が「時をかけるテレビ」として15年ぶりに紹介され、ノーベル物理学賞を受賞された梶田…
つい先ほどまでユーチューブのライブ配信で横田老師の日曜説教「天に星,地に花・・・」を拝聴しておりました。 そのご法話の中でも今回紹介する佐々木閑教授の最新著作の「宗教の本性」のお話が冒頭にありました。 サブタイトルは ― 誰が「私」を救うのか ― となっており,腰巻には 死にゆく自分を支えるのは ― 神か,仏か,私自身か?とあります。 腰巻前面だけでもレジに直行しそうな魅力に溢れておりますが,中身ももちろん充実しており,購入して通読し先週の禅と茶の集いでも皆さんに紹介しました。 この本の前半は『サピエンス全史』の宗教の定義や,一見すると無宗教者が多くなってきている現代の隠された新宗教を分かりや…
戸塚洋二さんをご存知であろうか? 戸塚さん(ノーベル物理学賞受賞者・小柴昌俊の愛弟子の一人)の詳しい経歴は割愛しますが、ノーベル賞に一番近い男と言われながら、癌に侵されながら、自分自身の癌を科学しながら亡くなられた稀代の物理学者。 なぜ戸塚さんのことを書こうかと思ったかというと、2009年7月にNHK放映された「物理学者 戸塚洋二 がんを見つめる」の記憶が鮮明にあり、戸塚さんの科学者魂なるものを感じ、その後の私の人生に影響あたえたシーンであったことを思い出したから。 番組の詳細の記憶は残っていないが、この番組について書かれたいくつかのブログを参考にすると、番組内容は、「がん専門医も驚く病状の分…