第2期の会期は、明16日(日)が最終日。 それもあってか、ここ暫らくでは記憶がないほどの多くの来場者を目にする。たぶん十人以上。 出展者は『平松可南子、菊谷達史、戸田沙也加』の三名も今日の目当ては『戸田沙也加』の〔消えゆくものたちの言葉なき声〕。 会場の入り口には このような注意書き。 舞台は既にして亡くなった作家のアトリエ。 故人は生涯にわたりテラコッタの裸婦像を造り続けた(との設定?)。 作家が亡くなったあとも、多くの作品がそのまま残されている。 そこを訪れた彼女は身に纏った白い布を切り取り、件の裸婦像を丁寧に包み、太く白い紐で結わえて行く。 全ての作品を包み終わると、そこには一糸纏わぬ生…