本日も朝刊の「折々のことば」(鷲田清一さん)は、小沢信男さんのもの を取り上げています。 「死んだ人は、さながら生きていた時のように死んでいる」(随想集「捨身な ひと」から)とあります。 鷲田さんの紹介文は「作家の長谷川四郎は、ある文学会が催した展覧会に」で 始まります。ある文学会というのは、もちろん新日本文学会のことでありまして、 これの名前を出さないのは、特に他意はないのでありましょう。 当方は、鷲田さんが紹介していることばが、小沢さんの警句(といっていいの かな)では一番好きでありまして、うろ覚えのままで、この場でも引用したこと がありました。(当たらずとも遠からずの引用でした。) さて…