少子化が部活動に与えた影響を調べていたら、銃剣道という部活動があった。普通の剣道とは異なるらしい。調べてみた。明治時代にフランスから西洋式銃剣術が伝来した。小銃は連射できなかったため、銃先に剣を付け、これで接近戦をするための武術。これに日本の槍術の心技、剣道の理論等を合わせ、日本人向けに改良されて銃剣道が成立した。 銃剣道では、竹刀の代わりに木銃(もくじゅう)を用いて相手と突き合う。競技者は、剣道のような防具を身に付ける。打ち技は無く、相手の木銃を払う技以外は禁止。試合で一本となる主な有効突き部位は、・相手の左拳の上部から左胸部を突く「上胴(うわどう)」・相手の左拳の下部から左胸部を突く「下胴…