初回から引き続きのテーマ まずは、初回の最後の会話を再録しますね。(ただし、今回からは、太字、色文字などをChnopsが勝手につけることにしました。) 「すべての行動が物理法則(あるいは量子的な確率)の結果であるなら、人間に責任は問えるのか?」という問いは、**「決定論と自由意志」**のパラドックスと呼ばれます。 現在の法律がこの問題をどう扱っているのか、いくつかの観点から整理してみましょう。 1. 法律が拠って立つ「擬制(ぎせい)」現在のほとんどの法律体系は、**「人間には自由意志があり、自分の行動を選択できる」という前提(擬制)**の上に構築されています。 責任主義: 「悪いとわかっていて…