放蕩息子の物語はクリスチャンにはよく知られた物語だと思います。先日この物語を別の視点から見たらどうなるのかとふと思いました。息子たちは父をどう思っているのか、どう思うかという視点です。 ある人に二人の息子がいました。下の息子はある日、父に自分が相続する財産を分けてくださいと願います。父は財産を分け与えます。すると彼は財産をすべてお金に換えて家を出て遠い国へ旅立ちました。そこで放蕩に身を持ち崩し、やがてスッカラカンになります。そこに飢饉が起き、彼は行き詰まります。彼は我に返ります。彼は家に帰る決心をします。「わたしは天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。もう息子と呼ばれる資格はあり…