私が牧師になって最初に赴任した教会は、小さな教会でした。今から40年以上も前です。礼拝出席者が10数名。日本基督教団の中部教区に属する教会で、教区から牧師謝儀援助を受けている教会でした。そのおかげで、私は牧師として生活できる謝儀をいただくことができました。その当時から、私は教会の将来に対して危機感を抱いていました。なぜ危機感を抱いたのか分かりませんが、伝道がなかなか実を結ばない現実を目にしたからかもしれません。 牧師を引退してからは、礼拝説教を依頼される機会があります。昨年は、A教会に月一回、一年間説教奉仕をしました。牧師が辞任し、牧師がいない状態でした。私のほかに説教奉仕をする方がいました。…