生成AI画像と犯罪 『画像生成AIで作られたとみられる児童の性的画像が国内サイトに大量に投稿されている問題で、被害者が実在する児童ポルノ対策への支障が出始めている。 AIによる児童の性的画像は児童買春・児童ポルノ禁止法の原則対象外。 ネット上で拡散すれば、そのリアルさゆえに被害児童が実在する画像と区別がつかなくなり、削除要請や捜査などが困難になるという。(桑原卓志) 「これは実在する児童だろうか」。「LINEヤフー」などプラットフォーム事業者らでつくる「セーファーインターネット協会」(東京)の担当者が、戸惑ったのは今年9月のことだ。 同協会は、ネット利用者からの通報などを基に、児童ポルノや違法…