文学フリマ東京でお迎えしたと記憶している、小柳とかげさんの短編小説集。短歌の気鋭による小説の切れ味は如何ばかりか?その鋭さにビビり散らかして、何度か手にするのをためらっていたのだが、意を決して手に取った 案の定、一行の中の情報量が多くて重くて痛くて、そうそうサクサクとは読み進まない。だが、それは紛れもなく小柳とかげという人の感情の発露であり、短歌という表現よりもより濃密で複雑で、つまり芳醇であることの証なのだ 【読み始め】2024年12月26日【読み終わり】2025年2月7日 2025年1月7日 2025年1月16日 2025年1月28日 2025年2月3日 2025年2月7日【読了】 202…