国盗り物語(三)(新潮文庫)【電子書籍】[ 司馬遼太郎 ]価格: 825 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 どうしても斎藤道三に勝てない織田信秀は、美濃との和睦を図り、世継の織田信長の縁談を道三に申し入れる。信長は尾張では「うつけ殿」として評判の馬鹿殿で、信秀が急逝して家督を継いだ後も素行の悪さは改まることはなかったが、道三は常識にとらわれぬ信長の資質を見抜いた。愛娘の帰蝶を信長に嫁がせて、以後は信長に対して、自ら学び取ったものを惜しげもなく教示していく。そんな道三は、世子だが土岐頼芸の子である義龍と対立していき、信長に美濃一国を譲るという遺言状を残して戦死する。自身の果たせなかった天下取りの…