公園の花壇ではヒマワリが、早くも花弁を散らし始めている。なかには黄色い花弁をすべて失い、中央の雄蕊群だけの姿となって、戦前のマイクロホンのように立っている株をも視かける。 雄蕊群はどれも、まだら模様をなしている。ほんのわずかな陽当りや風通しの違いだろうか、役割を了えたように枯色を晒す蕊と、先端に色を残して今からでもひと仕事できそうな蕊とが、不規則にまだら状になっているのだ。 『季刊文科』89号(秋季号)が発行のはこびとなったらしい。まだ実物を手にはしていないが、twitter に発行元の鳥影社さんによる告知が投稿され、何人かの知人がたがリツイートなさっている。私の名もタグ付けしてくださっている…