室町三丁目の交差点から、中央通りを神田方面に戻り、一本目を右に入った最初の四つ辻の角、いかにも時代を感じさせる趣の「喫茶 寿々」。朝7時30分から夕方まで開いている喫茶店ですが、ランチの混みようは一様ではなく、私もいろいろと時間を工夫して三度目の正直で入店できました。入って分かったことは、ほとんどが近隣の常連さん。ちょっと不愛想(に見える)な奥さんは、すべて(私を除く)の客を把握しており、ご飯とみそ汁の残量が気になる午後1時前、来たお客さんをうまく断り、気の置けない客には「〇〇ちゃん、みそ汁の具の大根が切れちゃったから、なめこで我慢してね」という感じ。後で調べてみると、「喫茶 寿々」は1959…