2006年 6月 誕生 直後NICUへ搬送される。 診断:新生児多発性血管腫 (diffuse neonatal hemangiomatosis) 部位:脳神経(小脳)、肺、胸膜、肝臓、脾臓、消化管、皮膚など多数。 原因:不明 予後:非常に悪く、死亡率50~95% 小脳の血管腫により、水頭症を併発。シャント手術は不可能との判断から、脳室ドレナージ留置の手術。頭皮から直接針を刺し、髄液を体外へ排出させ、経過観察。 ステロイド投与、成分輸血など治療開始。 皮膚に露出している血管腫のうち巨大化したものは(頬、背中、鼠蹊部、膝など)根元を糸で縛り、血流を止めて自然に取れるのを待つ。(めいのこぶし大の物…