新難題「金閣寺の一枚天井」とは、東方project第9.5弾「東方文花帖〜Shoot the Bullet.」に登場する、蓬莱山輝夜が使用するスペルカードである。
金閣寺*1の最上層の天井。これは楠で作られた一枚板の天井である、という伝説が残っている。しかし……この伝説はやっぱり嘘であり、実際にはただの鏡天井である。つまり、この「楠天井の一枚板」は存在しない。
これを新たな難題に加えるとは、やっぱり輝夜さん、結婚を受ける気はないのですね……( ´・ω・`)
ゴホン。閑話休題。
文花帖に存在する、「最難関」とも称されるスペルカードである。撮影枚数は7枚。
黄丸弾の壁(=天井)が上部から迫り、その壁の隙間をやけにランダム性が強いバラ撒き弾を避けながら抜けるという、ルナシューターでも音を上げるレベルの運ゲー鬼スペカ。
1〜5枚目の時点で既に難易度は高め。6枚目には青弾が加わり、最後の7枚目には更に赤弾がバラ撒かれる。この嵐の様な弾幕の中、ほぼ運任せに弾幕へと突っ込んでいく事となる。正に狂気の姫様。もうこれ所得出来たら結婚して下さいよ。
「金閣寺は運ゲー」
何故こんな鬼畜な難易度になってしまったのか。
それは、ZUN氏がさほど苦労せず数回でクリアしてしまったから。しかも、その後のテストプレイでも簡単にクリア出来てしまったらしい*2。その為、調整をせずリリース。現在に至る。
今日も強者達は金閣寺に挑み、そして散り続ける。
第12.5弾「ダブルスポイラー〜東方文花帖」がリリース。
これには「地霊殿」でも登場した「古明地さとり」が登場した。さとりは、地霊殿で数々のトラウマスペカを想起し、プレイヤーのトラウマをこれでもかと言う程抉り尽くした。
さあ、さとりがいよいよ登場。そして想起した弾幕。それが―――
想起「うろおぼえの金閣寺」
言わずもがな、このスペカは金閣寺の一枚天井を想起した弾幕。幾多のプレイヤーを開幕した瞬間に、失意の底に叩き落とした。「死ぬがよい」なんて声まで聞こえて来そうである。
蘇るトラウマはこちら→想起「うろおぼえの金閣寺」